家庭の支出(必須支出)の把握

家庭の支出の中には必須項目がある。生活しているだけで出ていくお金のことです。

平均的な支出から、必須支出がいくらくらいであるのか把握しましょう。

前提

手取り年収400万円(33万/月)

5人家族(子3人)

☆ ☆ 月の生活費(平均より) ☆ ☆

通信費:17,000円

水道光熱費:25,000円

食費:70,000円

家賃:120,000円 (2~3LDK)

保険:30,000円

習い事や授業料:45,000円 (一人当たり)

合計⇒397,000円

 

課題

平均がどういう数字であるか確認し、

削れるところや、自分が割高で支出していないか認識をする。

 

分析

★生活費の内訳★

1、 通信費

光回線:5,000円

格安sim:家族割適用で12,000円(父:3,000円 母:1,500 子:2,500円*3)

計17,000円 まぁ妥当

 

2、 水道光熱費

水道料金:5,000~6,000円

電気代:12,000~13,000円

ガス台:5,000~6,000円

計:25,000円 妥当

 

3、 食費

・・・ 家庭によりけり過ぎて何とも

 

4、 保険

生命保険、医療保険・がん保険、自動車保険、その他(学資、個人年金、低解約返戻金型…etc)

⇒30,000円

医療系:万が一の医療費でも最大100,000円/月の負担で済む『キーワード:高額療養費制度』

生命保険:残された家族のため保険をかけておく「掛け捨て保険」がベスト

自動車保険:対人・対物保障のみ(今乗っている車を一生乗り続ける方以外は)

その他:将来のために運用・貯蓄という名目である場合が多いが、これらを選択する意味はないと思われる

 → 資産運用は自分でやるもの。運用・積み立てタイプの保険は定利率で高手数料の資産運用である上に、資産が拘束される性質がある。

つまり、掛け捨て生命保険と自動車保険のみで良いのでは・・・?

変更⇒計:5,000円/月位 (火災保険含む) 保険加入は無駄が多かったから平均からはかなり削れた

 

5、 習い事や授業料

22歳大学卒業までにかかる費用1,500万 児童手当200万 幼児教育無償化 100万 高校無償化 30万

(15,000,000 [円] - 2,000,000 [円] - 1,000,000 [円] - 300,000 [円]) ÷ 22 [年] ÷ 12 [ヶ月]

=約4.5万 (生まれた頃から積み立てる想定 一人当たり)

 

3人の子供だと 13.5万円/月 

 

結論

 教育費用は充実させれば支出がかなり大きく、保険は削る第一候補、水道光熱費・通信費は次点で平均より高ければ節約を検討すれば良い。食費がワイルドカードといったところ。

 

 大学まで行きたいならできれば国公立を・・とは思うものの、何を学ぶかは子供の自由にしてあげたい。平均年収水準だと子供3人の場合、やや生活の自由度は下げざるを得ないのでは無いでしょうか。

 ただし、最大の教育費用支出が「大学」であることを踏まえると、この時までに収入を上げる運用して増やすなどのことができていれば問題にならない。

 子供が小さい時の支出(積み立て額含む)は抑えても良いと考える。

 

 水道光熱費は「地域」や「生活」によっても異なります。過度な節約はストレスにもなるので、平均に比べ大きく上振れしていなければ、まぁ良いかなと思います。

 家電の買い替えで大きく節電or節水に繋げる対策もあります。家事の手間が無くなったり、時間の節約にもなってオススメします。

 

食費に関しては世の中に出回っている平均数値自体、どうやって算出されたのか理解不能ですが、世帯によってかなりバラつきがある平均だと思います。それぞれのスタイルでベストな金額を維持することに価値があります。

 

保険に関しては分析通り。無駄な保健は解約 or 契約しない

 低解約返戻金型とか積み立てタイプも、自身で資産運用したほうがベターなので、必要最低限の5,000円位(高くても10,000円弱)がベストとします。

 

今回の内容から、現状を照らし合わして、支出を「減らす」工夫に繋げられれば非常に嬉しいです。また、将来の為の計画に役立てればと思います。

 

今回はここまでです。ありがとうございました。

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