親として子供のうちに知っておいてほしいことは3つある。そのうちの一つが、愛情表現について。
(残りの二つは、お金について と 世界について・・・)
愛情を表現する必要って?
好きな人ができたりすると、心が「恋心」になる。病気では無いはずなのに心がソワソワしたりする。
ソワソワしてるばかりじゃ疲れちゃうから「恋心」を落ち着かせるため、脳は「欲求」の消化を求めてくる。・・・?
この欲求の消化は 愛情表現 によってのみ満たされる。
アルコール中毒の人が、お酒を飲みたくてイライラしている時や、ニコチン中毒の人がタバコを吸いたくてイライラしているのと同じ。筋肉痛(筋肉の修復)ならタンパク質。
つまり アル中は酒 ニコ中はタバコ 筋肉はプロテイン 恋心には愛情表現が必要なわけだ。
課題
今回伝えたいことは 愛情表現の手段はいくつかあるといことと、それぞれのリスクについて。
本題
さぁ、愛情表現にはどんなものがあるのか
読み進める前に、
好きな人を想って、心がぽっと暖かくなることをまず思い浮かべてみよう。
・・・・・
では、一つ目
①視線を交わすこと
⇨ 目が合うということ。過程はどうであれ、互いに意識し合った瞬間であることは間違いなし。相手をよく知っていれば、これだけで意思疎通ができることもある。
注意するべきことは、視線が一方通行になり過ぎないこと。一方的に見られてる側は、監視されているのと同じ気持ちになるから、自分の自由を奪う相手として認識してしまうかも。ホドホドに・・・
二つ目
②会話をすること
⇨会話をすると双方が自分と相手の中身を知ることができる。
お互いの中身を直接覗く事もできるから、相手を知りたい欲望と自分を知ってほしい欲望が満たされる。
趣味趣向が合わなかったり、思ってたイメージと違うなんてこともある。そんな時は
「こういう人もいるんだな」
ってスマートに受け入れよう。後々必ず役に立つ。
注意するべきは、本物だろうと偽物だろうと自分のイメージが相手の中でより具体化されること。
自分の話す言葉で自分が出来上がっていくことをキチンと理解しておこう。
(ただし、それを恐れて何も喋らない人になるのは一番悲しいことになると思う。何もない人なんて存在しないのに、何もない人って思われるから。)
三つ目
③触れること(手を繋いだり、ハグしたり)
⇨ボディタッチはコミュニケーションを取る上で、本来不必要。不必要なのに物理的に0距離にする行為。
注意することは、純粋な好意や興味があるなら良いが、自分を好きにさせるため(自己肯定感を得るため)に触れるのはトラブルの元になる。触られる側、触る側、どちらの立場にいても、ボディタッチが純粋なものか邪なものか考えるようにしよう。
四つ目
④キスをすること
⇨キスをする意味については、たくさんの研究がされている。けど「間違いない!これがキスする理由だ」なんて結果はまだない。唯一言えることは、世界中の人が何年も研究し続けていることから判るように、誰にとってもキスは特別なことである、ということだ。
注意することは二つ、自分と相手の人生の中でキスは特別なものということ。人生の思い出に残ってしまうほど特別なことだから、全人類の中でとても重要視されている。どれくらい重要視されているかというと、キスを無理強いしたら犯罪とされるほど。
もう一つは唾液の交換について。一説では体内のウィルスを広め抗体を作るためと言われたり、遺伝的な情報を確認するため、とか言われる。病気になったりすることもあるから、慎重になることが大切。
五つ目
⑤性行為をすること
⇨セックスは生殖行為。本来、人を好きになるということは、相手の情報を判断して「この人と子孫を残したい」って想うこと。だから、セックスで心は満たされる。
でも、一番注意してほしい。セックスは生殖行為。なんだかんだと言われようと、子供を作る行為であることを理解する。結婚して、家庭を作る気持ち(覚悟)があるならいいけど、それ以外なら子供ができる可能性を常に考えていてほしい。
避妊の方法とリスクもしっかりと知っておこう。
例えば、緊急避妊薬やコンドームを使用した場合は15%、低用量ピルなら1%で妊娠する。1%って高いよ
安全日とか危険日はプロのお医者さんでもタイミングを掴むのは難しいから、知った気にならないこと。
余談かもしれないけど
もし、表現の失敗で恋心が傷ついてしまった時、修復に必要なものは同じ「愛情表現」
ただし、自分がするよりも表現を受ける方が、修復の効果は高い。
筋肉も成長するためにタンパク質が必要だけど、筋肉痛の時もタンパク質が必要だよね。
そんな時は家族や信用できる友達に甘えよう。慰めてもらおう。
きっと心が安らぐはず。
今回はここまで、幸せになってください。
オススメしたい本はコチラ。『おうち性教育はじめます』著者 フクチ マミ 、 村瀬 幸浩
お父さん、お母さんに是非読んでほしい一冊。日本人は同じ家族でも中々恥ずかしくて、性教育をまともにしていないのが現状。自分の人生を振り返っても、適切な情報と親の立ち回り方、対応の仕方ってガラスの思春期にはとても大切だった。学校で得られる知識なんて、たかが知れてて、ネットで何でもみられる時代、おうちで性教育はじめた方が絶対に良いです。